知ろう、八王子!
八王子日本遺産「桑都物語」をより多くの人に知ってもらうための新しい広告の提案
日本遺産を活用した八王子活性化への問題点として、「八王子に日本遺産を知っている人が少ない」「そもそも日本遺産を知っている人が少ない」ということがあると考えました。そこで、日本遺産を通して八王子の魅力を知ってもらうためには、今ある宣伝方法以外に新しい宣伝方法が必要だと考えます。
解決すべき点
「日本遺産と旅行に関する意識調査」によれば、認知度は29.4%と知名度が低いことがわかります。つまり、宣伝不足ということが問題点の一つとして取り上げられます。日本遺産をより多くの人に知ってもらうためには、新しい宣伝方法が必要だと考えました。
企画内容
電車を活用した新しい広告の提案
全体ラッピングは見た目のインパクトと八王子を最大限にアピールできるよう、八王子に関係する短い文章をあらゆる箇所に配置しました。乗降の際の数秒の間に必ずどこかの文章に目がいき、八王子という言葉が頭の中に残ることを目的とし、制作を行いました。外装は、桑都物語の一つ「高尾山」をモチーフにし、八王子の自然豊かなイメージを四季で表しました。
電車内スマホ利用×QRコード
電車通勤中のスマホ利用についてのアンケートの結果、93.8%の人が電車内でスマホを利用していました。この高い利用率を活用し、電車内広告に八王子や日本遺産に関係するQRコードを掲載します。一度読み込んで貰えば、手元でいつでも情報を得ることができます。通勤時間の隙間時間を使って、より多くの人に八王子や日本遺産について知ってもらうことを目的とします。
電車内広告(内装・ポスター・ステッカー)
車体全体のデザインに加え、内装全体のラッピング・ポスターやステッカーの広告も行うことを提案します。「霊気満山 高尾山 ~人々の祈りが紡ぐ桑都物語~」の構成物をわかりやすくビジュアライズし、乗客の目を引き、興味をもってもらえるようにします。全体は外装に合わせ、高尾山の四季を表し、車両ごとに違う雰囲気を味わえます。それに加え、QRコードを内装全体やポスターなど、目につくところに配置することで、気軽に読み込んでもらえるようなデザインにしました。