学園都市八王子で学ぶ「交流フリマプロジェクト」
交流フリマプロジェクトとは、フリーマーケットを題材に、八王子市内の大学横断の学生チームでビジネス体験するプロジェクトです。学生は、ビジネスに関する講義を受け、フリーマーケットでの出店に向け商品企画や販売戦略などを検討し、実際に売るところまでを行うイベントになっています。
解決すべき点
学園都市センターの学生利用率を高める上で、「広報不足」と「利用する必要性の欠落」の2つの問題があると考えました。そこで、イベントというアプローチをとり、参加者募集の告知をすることが有効な解決策であると考えました。しかし、イベントを成功させるためには、3つの壁が存在することがわかりました。
1つ目は「興味喚起の障壁」。
何をテーマにすればイベントの参加を確保できるかという点から、気軽に参加しやすく、人が集まりやすいフリーマーケットに着目しました。そこに、+αの魅力を持たせ、新しい学びの機会と、出会いの機会を盛り込み、学生に「参加したい!」と思わせるプロジェクトにしました。
2つ目は「継続集客の障壁」。
イベントが一度の開催で終わってしまうという点から、フリーマーケットに訪れた来店者の中から次の参加者を確保する仕掛けを盛り込み、イベントを一過性のものとならないようにします。
3つ目は「広告予算の障壁」。
イベントには大きな予算が必要という点から、プロジェクト参加者が自ら作成したポスターを各大学に配布し、学生自身で集客活動を行い、広告予算を低く抑えます。
以上の3つの方法でイベントを成功させます。
企画内容
交流フリマプロジェクトの全容
八王子市にある25大学等から参加者を募集し、大学横断のチームを編成することで、他大学生との間で新たな交流が生まれます。その上で、講師として、大学の先生をお呼びし、ビジネスについて学習します。学んだことを活かしながら、フリーマーケットで実践し、学生にとって学びの多いプロジェクトにします。
継続的な集客を実現する仕掛け
継続的にプロジェクト参加者を募集する仕組みとして、フリーマーケット来店者の中で、学習型プロジェクトに興味を持った学生や、POPやRaisinのアプリなどで募集した学生を、次のプロジェクト参加者に繋げます。これにより、定期的なイベントの開催と参加者が固定しない状態を生み出すことができるのです。