あそベース
「移動するみんなの基地 あそベース」は利用者に遊びを提供し、遊びを通じて交流を深めることを目的としています。この企画のメインターゲットは、交流のきっかけを求めている一人暮らしの若者です。八王子市には大学が多く、ターゲットとなる一人暮らしの学生が多く存在します。また、幅広い年齢層が利用できるようにすることで異世代との交流も図り、一人暮らしの大学生が、八王子というまちに愛着をもつきっかけにもなると考えます。
解決すべき点
既存の児童館の実地調査を行ったところ「場所が足りない」「施設の設備に魅力がない」「新しい施設を作る予算がない」という、3つの解決すべき点が浮かび上がりました。 児童館の対象年齢を引き上げることで、さらに「場所不足」という問題が深刻になります。また、全宅連が実施した調査によると、現在⼀⼈暮らしをしている18 歳から 29 歳までの若者の約 6 割が「⼀⼈暮らしをしていて孤独を感じることがある」ということがわかりました。
企画内容
内容①
主な活動内容は、遊び場の提供や、遊具の貸し出しを行います。あそベースでは、難しい設営の必要がないボードゲームやカードゲーム、ボールやラケットなど、スポーツができるものを用意し、自由に貸し出しを行います。ボードゲームやカードゲーム、スポーツ用具を貸し出すことにした理由は、これらの遊びは1人で楽しむことができません。 あそベースでは交流を深めることが目的なので、積極的に誰かと関わることのできる道具を貸し出します。
内容②
あそベースが訪問する場所は、公園や大学です。公園を利用する場合大塚公園を利用しようと考えています。理由は、付近に大学が多いことと、敷地も広く、ゆったり使える広場もあるので、あそベースが停車するのにも余裕を持てる敷地だと言えます。大学は、八王子市内の大学を利用したイベントを開催します。イベントでは、大人になっても身体を動かして楽しめる遊びの機会を、あそベースで提供します。
内容③
あそベースのPR方法に活用していくものは、ホームページ、ポスター・リーフレット、SNSです。ホームページには移動先の年間スケジュール、イベントの開催日程を掲載し、ポスターは、大学に掲示します。リーフレットは、学校で配布し、誰でも自由に手に取れるようにします。SNSは、ツイッター、インスタグラムを使用し、あそベースが今日訪問する場所や、次回訪問する場所、活動報告などもリアルタイムで発信していきます。