コルマス タロ
空き家を複数活用してそれぞれの空き家をリノベーションし、ユースセンターとして運営します。各ユースセンターには異なった特徴を与え、その特徴を活かしたイベントを開催します。新しい趣味の開拓、新たな交流の輪を広げるきっかけ作り、孤立した若者の社会への復帰を手伝うことを目的とした『コルマス タロ』は、家とも学校とも違う、リラックスできる空間を提供し、第三の居場所になることを目指します。
解決すべき点
①若者の孤立についてです。現在日本では、コミュニケーションが苦手な若者が増加しており、その社会的孤立が問題視されているため、解決すべきだと考えられます。
②児童館の環境についてです。児童館をユースセンターとして活用するには、若者と小学生との共存が難しいことが考えられます。
③空き家の増加についてです。空き家問題は全国で深刻化している問題で、景観の悪化や放火のリスクが高まることなど周辺地域への悪影響が考えられます。
企画内容
内容①
空き家をリノベーションすることです。空き家を魅力的なものにするためにはリノベーションが必要だと考えます。そして建物自体の構造が単純な物件を選びます。そうすることでリノベーションにかかるコストと時間をかけないようにします。その際、コルマスタロ独自の空間を演出します。例えば、安らぎ効果のある緑系統の色を基調とした壁紙や、照明の細かな明るさの設定、木目の入った家具や床材を使用することで、リラックス効果の優れた施設になり、利用者同士のコミュニケーションが円滑になると考えられます。
内容②
空き家に特徴を持たせることです。ユースセンターAは、ものづくりに特化した施設で、絵や物作りに興味を持っている人が足を運んでくれるように、普段扱うことのできない画材や工具などを取り揃えます。ユースセンターBは、ゲームに特化した施設で、様々な遊びを楽しみたい人のためにカードゲームやボードゲーム、ビデオゲームなど、さまざまな種類のゲームを取り入れます。ユースセンターCは、鑑賞に特化した施設で、スクリーンでテレビ番組やドラマ、アニメなどを視聴することができ、本や漫画などの読書スペースも設置します。
内容③
各ユースセンターの特徴を活かしたイベントの開催です。イベントは、絵画教室やハンドメイド講座、ゲーム大会、映画観賞会などを、各センターで週に1度のペースで行います。これらは、新しい趣味の開拓、1人では始めにくいことを気軽に始めるためのきっかけ作り、新たな交流の輪を広げること、孤立した若者の社会への復帰を手伝うことを目的としています。