桑都巡りスタンプラリー
実際に日本遺産に足を運び、スタンプを貯め、スタンプカードが商品券などの割引券として利用できるイベントとなっている。スタンプの柄は場所によって異なり、期間関係なく全11種類。この割引券は6ポイント貯めると、スタンプカードに記載されている八王子市内(20ヶ所)のみで利用可能であり、四季ごとによって内容が違う楽しみがある。
解決すべき3つの問題点
①八王子の日本遺産が登録されてから今まで実施されたイベントは、富岡市と共同で行った1周年イベントのみだったため、日本遺産を知るイベントがないのが現状。
②20代から40代を対象としたグラフでわかる通り、リピートして来る人が圧倒的に少ない。
③年間を通して観光客が訪れる場所が4つのみで、高尾山とアウトレットパークにいたってはそれぞれが離れすぎている。つまり観光名所が少ない、もしくは観光名所としての力に欠ける。
企画内容
桑都巡りスタンプラリーが問題点を解決できる理由
問題点の①については、日本遺産を回ってスタンプを集めるので、日本遺産を知ることができる。②については、スタンプを貯めるために何度か八王子に足を運ぶことになる。また、季節ごとに景品の内容が変更されるので、次のシーズンも参加したいと感じることができる。③については、このイベントを通して八王子に点在する日本遺産を強力な観光地にすることができる。
桑都巡りスタンプラリーの開催期間と割引券の有効期限
開催期間は春夏秋冬3ヶ月ずつ行う。季節ごとにカードの期限はリセットされるが、カードに記載されている期間内であれば、日本遺産を回る順番やスタンプを集める日数は自由である。そのため参加者それぞれのペースで集めることができる。6ポイントで割引券として利用できる。
スタンプ設置場所
地図のマークはスタンプが設置されている日本遺産。行きづらい日本遺産にも訪れてもらうために場所によってスタンプのポイントに差を持たせている。駅から行きやすい場所は1ポイント、さらに交通手段を用いる場所は2ポイント、車がないと行きづらい場所や開催期間の限られているお祭りなどは3ポイントとする。