個別最適な学習支援のための教材選び

【重要】ホームページ移転のご案内  2024年3月20日
明星大学発達支援研究センターは、諸般の都合により2024年3月末で閉室いたします。「支援教材バンク」は、研究成果の発信を継続させるための事業を行う会社へ教材の著作権を移転し、4月以降もご利用いただけるよう準備中です。今後はこちらの株式会社Tandemホームページでご案内をいたしますので、ブックマークをお願いいたします。

教材選択ツール」は、個別最適な学習支援についての研究成果をもとにした、支援教材バンクの理論基盤に基づいて課題が作られています。
子どもに実際に取り組んでもらい、つまずきを把握してから教材を選ぶことができます。

・「読み書きのチェックリスト」で多数のチェックが入ってしまった
・「読み書きのチェックリスト」の評価の仕方がわからない

など、迷ったりお困りの際にご活用ください。

本WEBサイトに掲載されている学習教材のご利用にあたっては、ご利用についてを予めよくご確認ください

1.教材選択ツール

実施法 (A4 1ページ)
 ツールの使い方を記載しています。

課題一覧(読み・書き、A4 2ページ)
 どの課題をどの学年の子どもに実施するかのリストです。

実施結果記録シート(読み・書き、A4 2ページ)
 誤りのあった課題が記録できるようにしてあるシートです。

 
 <読みの課題>
  児童用(A4 36ページ、約1.5MB)
  テスター用 (A4 34ページ、約2.6MB)

 <書きの課題>
  児童用(A4 29ページ、約2MB)
  テスター用 (A4 29ページ、約3MB)

2.学習教材

教材選択ツールを実施した結果、

・誤りのあった課題
・「実施結果記録シート」で”指導対象にする必要とされる力”に対応した課題

に対応した教材を、下の表から選択してください。

<読み : 学習教材対応表>

階層必要とされる力教材選択ツール課題タイトル
文字形を捉える力1 線・形の弁別
  〃2 同じ文字の発見①(ひらがなの清音/濁音/半濁音/拗音)
  〃3 同じ文字の発見②(カタカナの清音/濁音/半濁音/拗音)
音を聞き分ける力
操作する力
4 音の操作
文字を音に変換する力5~8 カルタ(ひらがな・カタカナ・濁音/半濁音・拗音)
単語をまとまりで読む力9 単語の音読①(ひらがなの清音・特殊音節)誤り数
  〃10 単語の音読②(ひらがなの清音・特殊音節)時間
単語を音に変換する力
(特殊音節を正しく読む力)
11 絵と語のマッチング
単語を音に変換する力
語彙の力
単語をまとまりで流暢に読む力
(漢字の形・読み・意味の結びつき)
12 違いの判断(漢字)
  〃14 言葉探し(漢字)
単語をまとまりで流暢に読む力
単語を音に変換する力
13 言葉区切り(ひらがな)
語彙の力15 類義語選び
文節を把握する力16 文節区切り
助詞の働きを理解する力17 後続文の選択Ⅰ
  〃18 絵の選択Ⅰ(助詞)
修飾ー被修飾の関係を理解する力19 絵の選択Ⅱ(誤と語の関係)
時制を理解する力20 時制の判断
文章 指示語を理解する力21 指示語と語句の対応
接続語の働きを理解する力22 後続文の選択Ⅱ(接続語)
課題に対応していない「文章の読み」指導教材はこちら
※対応させている教材は、チェックリストのページと同じものです

<書き : 学習教材対応表>

階層必要とされる力教材選択ツール課題タイトル
文字形を捉える力・形を正しく書く力1 線の視写、2 間違い文字さがし
音から文字を思い出す力3 ひらがなカルタ(書き)
  〃4 カタカナカルタ(書き)
  〃5 濁音・半濁音カルタ(書き)
形を正しく書く力(漢字)6 筆順の確かめ、7 へんとつくりの配置選択 
単語の音を分解する力8 モーラの数と順序の理解
  〃9 文字数の理解
特殊音節の音を正しく表記する力10 表記の訂正①(ひらがな・カタカナの特殊音節)
ひらがな単語を正しく書く力  (該当課題なし)
カタカナ単語を正しく書く力11 カタカナ探し、12 表記の訂正②(カタカナ)
漢字の意味や読みを検討する力13 漢字単語の選択①、14 漢字単語の選択②
伝えるための語を選択する力15 言葉選び
正しい助詞を選択する力16 助詞の選択
文を正しく組み立てる力17~18 文の組み立てⅠ・Ⅱ
正しい時制で書く力19 時制の選択
表記ルールの知識20 句読点の理解
文章テーマに沿って内容を絞り込む力21 関係のない文の発見
時系列に沿って書く力22 時系列の確認
課題に対応していない「文章の書き」指導教材はこちら