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イベント(その他)　2009年度

太陽研究会「太陽の多角的観測と宇宙天気研究の新展開」

• (日時)　2009年12月24日(木)13:00〜25日(金)16:15頃
• (場所)　明星大学日野キャンパス　28号館2階　204室（アカデミーホール）：　(交通アクセス)　(キャンパスマップ)
• (主催)　国立天文台太陽観測所、京都大学理学研究科附属天文台、名古屋大学太陽地球環境研究所、明星大学
• (ウェブページ)　http://solarwww.mtk.nao.ac.jp/gbo_meeting200912/

趣旨

本研究会では、京都大学飛騨天文台や国立天文台乗鞍コロナ観測所を始めとする地上観測による最新の観測研究成果、ひので衛星などとの共同観測による成果、あるいは観測装置開発状況を、各方面の研究者に紹介頂き、これらの新知見を元に、今後の太陽研究と宇宙天気研究との連携、地上観測とスペース観測との共同研究推進、日本の太陽観測の将来計画、などについて検討議論する機会とするものです。

講演プログラム及び行事

講演プログラムを下につけました。また、以下の行事が予定されています。

• 【稀覯書観覧】　研究会に先立って、明星大学が所有する稀覯書の観覧会を行います。明星大学ではガリレオ・ニュートン・キュリー夫人などの関係の稀覯書・資料を　保有しており、このうちのいくつかをご覧いただけます。
• 【懇親会】　24日に懇親会を行います。会場は講演会場と同じ建物内の食堂、会費は一般4500円、学生3500円を予定
• 【世話人】　末松芳法、萩野正興、花岡庸一郎、鈴木勲（国立天文台）、柴田一成、一本潔、上野悟（京大理附属天文台）、佐藤勝彦、日比野由美（明星大学）、増田智（名大太陽地球環境研究所）

研究会プログラム(一部暫定)

12月24日（木）

• 13:00-14:00 【稀覯書観覧】　講演会場に集合の後、引率にしたがって資料館へ移動 ：観覧希望者は12月20日までに申し込んで下さい。
  • 申込先：物理学科実習指導　日比野まで　(email：　y-hibino[at]gad.meisei-u.ac.jp ([at]を@と置き換えてください), 居室：29−1413)
• 14:00-17:30
  • １．乗鞍での観測とその解析、及び国立天文台関係報告
    • 15分・末松芳法　乗鞍関連諸報告
    • 15分・萩野正興　赤外コロナ偏光観測2009まとめ
    • 15分・鈴木大輔　プロミネンスにおけるHe10830Åトリプレットについて
    • 15分・大井瑛仁　NOAA11027のHe10830A偏光観測による磁場解析
    • 15分・比嘉喬人　乗鞍10cmコロナグラフで得られたコロナ輝度を用いた子午面方向の流れの解析
    • 15分・花岡庸一郎　三鷹装置開発関連諸報告
    • 15分・鈴木　勲　赤外線カメラXEVA640の性能評価
  • 休憩15分
  • ２．最近の太陽研究・装置開発などの成果(1)
    • 15分・大辻賢一　飛騨-ひので共同観測による微小磁束管浮上現象のスペクトル解析
    • 15分・岩井一正　太陽電波バースト地上観測を目的とした東北大学の新電波観測装置
    • 15分・浅井　歩　太陽フレアにおける非熱的放射べき指数の、時間空間的振る舞いの硬X線と電波での比較
    • 15分・甲斐沼大輔　ひのでXRTの画像の立体構造とフレアとの関係
    • 15分・渡辺俊樹　時間変化を伴う Gバンド輝点の検出と解析
    • 15分・大江将史/飯塚康至　2009.07.22 硫黄島皆既日食中継
• 18:00-20:00 【懇親会】

12月25日（金）

• 09:00-12:15
  • ３．飛騨天文台など京都の装置関係報告
    • 15分・一本潔　2009年度のドームレス太陽望遠鏡の運用内容と装置開発概要
    • 15分・上野　悟　2009年度 飛騨・ひので協同観測 HOP0128 概要報告
    • 15分・上野　悟　太陽全面Ｈα多波長連続国際観測ネットワーク（CHAINプロジェク ト）の進捗報告
    • 15分・上野　悟　大学間連携事業「超高層大気長期変動の全地球上ネットワーク観測・研究」の紹介と飛騨天文台におけるデータ共有化に向けた取り組み
    • 15分・三浦則明　飛騨天文台における補償光学装置の開発2009
    • 15分・花岡庸一郎　ドームレス望遠鏡の可視域における偏光特性
    • 15分・阿南　徹　飛騨天文台DST赤外偏光観測キャリブレーション
  • 休憩15分
  • ４．京都関連の成果、及び最近の太陽研究・装置開発などの成果(2)
    • 15分・森田　諭　飛騨-ひので共同観測(SOT-DST での CaII anemone jets イメージスペクトル同時観測)
    • 15分・北井礼三郎　DST分光観測の成果（スピキュールおよびエラーマンボム）
    • 15分・磯部洋明　プロミネンス中の進行する横波の観測
    • 15分・永野達也　Shue model を用いた磁気圏境界と静止人工衛星障害
    • 15分・野澤 恵　乗鞍観測によるAFSの速度解析と数値モデルとの比較
• 13:15-16:15
  • ５．レビュー：太陽活動の変動
    • 30分・横山 央明　太陽ダイナモの基礎
    • 30分・堀田 英之　ダイナモモデルで予測する次の太陽活動周期
    • 30分・亘　慎一　極小期における太陽活動と次の極大について
  • ６．将来計画関連
    • 15分・末松芳法　ATSTなど海外地上望遠鏡の状況
    • 15分・(交渉中)　Solar-Cなど
    • 30分・柴田一成　京都の将来計画について+議論・その他、議論 将来計画関連、現有装置の利用方法関連など(TBD)

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