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卒業後の進路
企業への就職
「問題発見解決力」という言葉があります。 これは、「日々生じる問題を発見し解決する能力」を意味しており、 経済産業省が推進している「社会人基礎力」の育成プログラムにおいて キーワードになっている言葉です。 身の回りにいろいろなものがあふれ、情報がとびかっている今日において、 企業は多方面にアンテナを張り巡らせ、情報の取捨選択を出来る人材を 求めています。また、与えられた情報を分析し、 それを応用する能力を持つ学生を求めています。
物事の原理・原則の部分、基礎になる物理学を学んだ学生は応用力と クリエイティヴな理系思考を持っているといわれ、 まさに、「問題発見解決力」を持つ人材といえるでしょう。
物理学系では、力学、電磁気学、物理学実験、エレクトロニクスなどを 通じて論理的に物事に立ち向かえる能力を育て、 数学的な考えをもとにした思考力を培います。そして、 多様な科学技術の発達に対して、また複雑に移り変わる社会に対して、 状況を見極め適応する力をもつ人材の育成を目指しています。
卒業生の主な就職先(業種)
半導体エレクトロニクス、 原子力工業、光学機器、精密機械、情報処理産業 など。
業種別就職状況
教育職
物理学系では高等学校教諭一種免許状(理科)と 中学校教諭一種免許状(理科)の取得が可能になっています。 大学院修了の場合は専修免許状となります。 現在、中学校・高等学校の教員として、 活躍している卒業生は多数にのぼります。
少子化の波が押し寄せたこの10年くらい教員の採用数が極度に抑えられ、 他大学と同様に本学でも教員職への就職が非常に少なくなっていました。 しかし、最近の少人数クラス制あるいは1クラス複数担任制導入の傾向、 2007年から団塊の世代(1947年〜1949年に生れた世代)の大量退職等で、 これから教員への門が広がりつつあります。 これを反映して物理学系においても教職課程の履修者の割合が増加しつつあります。
詳しくは以下のページをご覧ください。
物理学系で取得できる免許・資格についての最新情報は以下のページをご覧ください。
公務員
国家公務員試験を受けて警察官や役所の職員になる人も増えてきています。
大学院進学
さらに、物理学を学びたい学生は、大学内外の大学院へ進学します。 先端的な研究を経験したのち、技術職や研究職へ就きます。