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立川活性化プロジェクト2022

「企画表現5」学生による企画プレゼンテーション

E:学校給食のPR

もぐもぐ

2022年6月24日 (更新:

給食だよりのデザイン改善と保護者の手元に届く仕組み

栄養士からの一方的な情報提供媒体にならない給食だよりを、デザインの観点から改善し、さらに情報を循環させる仕組みを提案します。現在配布されている給食だよりの問題点は、読み手となるターゲットを意識した内容、書き方、文章量になっておらず、紙面のレイアウトにデザインの統一性がなく、項目が羅列され、読みにくいことです。これらの問題点を解決するために、読み手は保護者に定め、読みやすくなるよう、紙面デザインを改善します。また、保護者が求めている情報を提供できるよう、みんなの気持ちをつなげる仕組みを盛り込んだアンケート回収ボックスを企画提案します。

解決すべき点

現在配布されている給食だよりと献立表は両面印刷されていて、たくさんの情報を一度に見てもらう工夫がされています。しかし、その工夫によって読みにくい紙面になっています。紙の表裏を違う方向に使うレイアウトや、マージンと呼ばれる左右や上下の余白の部分にまで文字が記載されていること、全く違う話題同士の行間が詰まっています。これらは紙面を読みにくくしている大きな問題と言えます。

給食だよりのデザイン

紙面のデザインを改善することで、給食だよりを読みやすくします。今回は、給食だよりに掲載されている情報は変更せずに、レイアウトを整えました。余白を揃え全体的に整った印象を与え、文字のサイズを上げることで読みやすくし、窮屈な印象を改善しました。レシピの材料・分量は主材、副材料、調味料でまとめてわかりやすく記載し、また「絵本コラボ」の背景を本にするなど、イラストや写真を効果的に使用することで、一目でどこにどんな内容が記載されているのかわかるものになりました。

牛乳パック型アンケート回収ボックス

給食だよりを継続的読んでもらうために、保護者にアンケートをとります。アンケートの回収率が低いという問題は、アンケート回収ボックスに工夫を加えることで解決します。それがみんなの気持ちをつなげる仕組みを盛り込んだ牛乳パック型のアンケート回収ボックスです。アンケートが投函されると、白い紙が重なっていき牛乳が溜まっていくように見えるため、児童は日に日に牛乳の量が増えていく様子を見ることができる、楽しむ仕組みをデザインしました。設置場所は、児童が必ず利用する下駄箱付近に設置することで、必ず児童が目にすることができます。

みんながつながる仕組み

初めに、保護者を対象にしたアンケートを取ります。アンケートは給食だよりの1/2サイズのB5になっていて、二つ折りにしたB4サイズの給食だよりに挟み込んだ状態で、児童から保護者の手元に届けます。また、保護者会で直接渡せる機会には、アンケートの説明や回答の協力をお願いすることができます。回答アンケートを児童が「牛乳パック型Box」に投函します。回収、集計の結果から保護者が興味のある情報などを分析し知ることができ、給食だよりに反映させます。保護者が見たくなる給食だよりを制作することができます。給食だよりに児童、保護者も関わっていただくことは学校給食への関心を高め、今まで伝えたかったことが伝わる、有効な「学校給食のPR媒体」となります。

-E:学校給食のPR

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