たちあがれ!かわいい妖精たち!
対象を児童に絞り、キャラクターを使用した食育推進企画「たちあがれ!かわいい妖精たち!」を提案します。ブロッコリーの妖精「たっちー」とその仲間たちを食育教材などに登場させることで児童に楽しく食育を学んでもらう企画となっています。 そして、食育を実践する専門家が活用することにより、 児童たちに今よりもわかりやすく 食や安全について伝えられるようになり、 立川市が行っている食育をより強化することができます。
解決すべき点
立川市学校給食は「安心・安全」を掲げ、徹底されたアレルギー対策や衛生対策が行われているますが、児童に安全が伝わっていません。 なぜなら、食育資料が児童目線で興味深い内容となっていないからです。 成長過程の重要な時期だからこそ伝えたい、食育のさまざまな情報をうまく伝えられていない、食育が捗っていないという問題を解決するべきだと考えました。
キャラクター使用のメリット
キャラクターを資料等に使用するメリットは、 児童にとって①記憶に残りやすい②興味を惹きやすくなる、 指導者の教材として使用することが③持続可能の3つがあります。
- 画像優位性効果という文字と絵を使用した資料の方が文字のみの資料よりも時間が経過した後も記憶に残りやすいという研究結果に基づいています。
- キャラクターを認知してもらうことで、身近な存在として興味を持ってもらいやすくなるということに基づいています。
- キャラクターの立ち絵や表情の組み合わせをマニュアル化し、デザインの専門知識が ない方でも使用していけるということに基づいています。
企画内容:漫画の配布
漫画を立川市内の小学校各クラスにある本棚に設置します。この漫画の目的は児童たちにキャラクターを認知してもらうことです。キャラクターを認知させることは、児童にとってキャラクターを身近な存在に感じて貰えるようになり、資料などに登場した際に興味を持ってもらえると考えました。漫画にした理由は、文字のみよりも記憶に残りやすいという点と、読書が苦手な児童も手に取ってもらいやすいと考えたからです。
マニュアルの作成
実際に立川市にキャラクターを使用してもらう為にマニュアルを作成します。マニュアルには、キャラクターデザインのコンセプト、ストーリー を含むキャラクターの設定、著作権について記載します。さらに、 キャラクターデザインを使用する際に必要な情報として、誤った使用方法、背景色、白黒印刷でも使用できる白黒のイラストといった内容に分けて作成いたしました。使用方法のマニュアル化により、今後も永続的にキャラクターを使用していくことが可能になると考えています。