この こといず ページは、ぼくの思いを言語化することを課し、留めること、直すことを心掛けます。 宮本岳史
「萌える」 多くの木々が萌えて、明るい緑色の新葉が、ものすごい数と勢いで芽吹いてる。樹木の活力を感じ、僕も元気になる。良い季節だなあ~。少し暖か過ぎることに不安も懐きつつ。2024春
Old & New
古くて新しい。95年製造の僕のバイクは、古いけど新しさを感じるデザインが気に入っている。
古いことにも、今、大切にしたいことがある。
古きからの学びは多い。良い物事を長きに用いて伝統を成す。
過去の失敗を学ばずに、今、繰り返すのは悪。
古きを学び、新しきことを為したい。2023秋
「しおり」 この季節、しおりを多くもらう、本に挟まれた出版社のしおりに加えて、出版社のキャンペーンしおり、本屋のしおり、好みのしおりは数冊の本に渡って活躍する。つまらない、工夫のないしおりは紙ゴミ、こちらの方が数多く、安らかな再生紙への輪廻転生を願う。小さく心が疼くので、つまらない しおり は挟まないで欲しい。2023夏
PUBLIC PRESSURE
やってやるぜ!強く打ち出すリズム。Yellow Magic Orchestra アジア文化を基に、センスと技術力で、世間を打って出る。Coolの意味をここに見た。
坂本龍一に、興奮し、やすらぎを感じ、感銘を受け、鼓舞され、応援された。
中学生で手に入れたLPレコード、その後はCDとデジタル音楽機器で繰返し聞く、ぼくのリズム。 2023.4.3
「収穫」 11月に蒔いた種が、寒い4ヶ月間に育って、美味しいほうれん草になりました。
収穫作業は楽しい。同時に蒔いた人参は霜に負けたようで、今年の秋に向けた反省点です。 2023春
「融和する社会」 ぼくは人との出会いが好き。人と共にあるとき、新たな情報・考えを知ると、ぼくの中に風が吹き、流れが変化して、気持ちが爽やかになる。いろんな人と会い、交流できると、心が成長する。いつもがこんな生活であることを望む。 一方で、行動を強制する、自由を制限する、社会を分断する権力は嫌い。 2022夏
「試行錯誤してますか?」 試行錯誤を繰り返すことで、思考力と行動力が鍛えられます。 思考力と行動力は、仕事のできる人の必要条件です。 社会に出てからは、効率と速さを求められるので、試行錯誤できる費用と時間が限られます。 学生のうちに、自分で試行錯誤して自分を鍛えて下さい。 仕事のできない人には、良い仕事が回ってきません。 つまり、会社に入る前に鍛える必要があります。優れた思考はトレーニングを必要とします。学生時代は、もうすぐ終わります。 2022五月
「できること」 殺される人、破壊される社会に心痛む、今ここに生きる、ぼくにできるのは被害者を助ける人達を支援すること。 2022春
「知るべきこと」 世界は広いことを知り、広い世界のことを少しづつ知りたい。 2021冬
「選挙権」 放棄してはならない権利。この権利を捨てることは、自分の生きる民主主義社会を見捨てることに等しい。自由から逃避する人々の行き着く先を示したエーリヒ・フロムの著作を思い出し、心が震える。 2021秋
「登り左カーブ」 手前からカーブ内側に視線を留めて、減速しつつ、体を左にずらし重力で車体を倒す。インに着いたらスロットルを大きく開き、空気と燃料をエンジンに与えトルクを求める。タイヤ左側とアスファルトの間にトラクションを強く作用させ、タイヤゴムが撓んで路面を蹴る感触を探りながら加速する。高まるエンジン回転数は太いトルクを振動によって伝えてくる。重力に抗する加速力と遠心力を 耳と身体で感じながら車体が立ち上がる。この時に、ヘルメットの中でぼくはニンマリとする。 2021秋
「土器が好き」 道具、それは機械を包含する。数千年もの間、遠い昔から人は新たな道具を作り続けていることに感心する。ぼくは子供の頃、近所の山や畑で縄文土器を拾った。今どきは博物館などで展示された縄文土器を眺めることが、とても楽しい。縄文土器は、人手による造作を見てとれる点がこの上なく良い、下手くそな土器ほど良い、子供がおもちゃとして作ったかのような土器を見ると、その土器をこねる手を、数千年の時間と空間を超えて感じることができる。 2021 梅雨
「てっぺんかけたか」 眠れない夜を過ごしていると、わずかに空が白み、聞こえてくる鳥の声。これを聞くと、なぜか微笑んでしまう。威勢よく「て・っ・ぺ・ん・か・け・た・かっ」と鳴き始めたのに、クリアに「てっぺんかけたか」、徐々にトーンダウンして「てっぺん、か、け・・・・」で終わる。当の鳥は、何を思っているのか知らぬが。ぼくは自嘲する。 てっぺんとは、一番になること、そこに人生を掛けたのか?と問われているのかと。背高な花瓶の口が欠けてしまった、のか? 何かをてっぺんに掛けるの忘れていないか? てっぺんを駆けたか? てっぺんに掛け算したか? 脳は自らの妄想で疑問符を満たし、気持ちはほぐれて、寝に落ちる。なんとも微笑ましい、ありがたい鳥とその鳴き声である。 2020 秋