多摩の里山を楽しむキャンパス
プロジェクトメンバーである各学部の教員は「多摩の里山を楽しむキャンパス」という基本理念のもと、学生とともにそれぞれの専門領域を活かした取り組みを進めます。
大森 寛文経営学部 教授
学内の里山資源の探索&散策コースを提案
明星大学の学内および周辺に存在する里山を探索し,その体験をもとに里山資源を評価することで,大学のステークホルダー(学生,教職員,保護者,卒業生,地域住民等)が集い,交流できる散策コースや体験イベントを考察・提案・実施します。
安岡 寛道経営学部 教授
SDGsとポイントプログラムを掛け合わせた仕組みづくり
「SDGsポイント」の提供を通じ、学生がSDGs を楽しみながら体験して理解を促進する共に、大学はこれらの取り組みを社会に訴求する活動です。参加したい学生は、LMS(学習管理システム)登録後、自発的な取り組み内容と写真を投稿し、認定されるとポイントが付与され、学業とは別の視点で評価される仕組みです。
齊藤 剛理工学部 教授
地球に優しい、落葉と間伐材
街の中では厄介者である落ち葉を使って燃料を作る研究をしています。落ち葉を粉砕し、圧力をかけてペレットを作ります。そのままでは脆いままなので、運搬に耐えれるほどの強度をもたせる工夫を考えています。さらに強度を増すことができれば落葉ブリケット、落葉の人口薪への応用を考えています。
柳川 亜季理工学部 准教授
生態調査と里山管理、ホタル池の保全 、ビオトープの創出
大学に愛着をもち、皆様に親しまれる明星大学をめざして、明星大学の素晴らしい緑地と活用し、生態調査とその結果の可視化に加え、野鳥やホタルの観察会を行っています。生態調査の結果を他学部に共有し、そのフィードバック(里山の価値評価といった成果)を緑地整備に活かしています。
萩原 修デザイン学部 教授
地域と連携するための仕組みをデザイン
デザイン学部は、デザインを企画と表現の掛け算と捉え、色や形だけではない仕組みも含めたデザインを、企画力やコミュニケーション力を活かして学んでいます。明星SATOYAMAプロジェクトでは、他学部をはじめ、教職員はもちろん地域の人とも連携するための仕組みをデザインして、地域課題の解決に向けて、大学の緑地でできることを模索しています。
みとりワークショップ+フィールドワーク
多摩丘陵インタビュー
SATOYAMAさんぽ
みどり絵図
観察道具ワークショップ
デザインセッション多摩2022
日野まちのきプロジェクト
村上 晶子建築学部 教授
キャンパスフィールドワーク
-居心地の良い空間提案-
建築学科の授業の中では、大学の環境空間愛着をもてる工夫も考えています。1年生の建築入門では学内散策でキャンパスに目をとめること、3年生の建築デザインスタジオでは、キャンパスへの具体的な提案を考えています。研究室の活動では、修士の学生を中心にキャンパスマスタープランを絡ませたこれからの明星大学への提案も行っています。
髙橋 珠州彦教育学部 准教授
学内と地域を結ぶ“むかし道”の散策路化、地域の生活文化を調査
私たち「多摩地理研究室」では、地理学の視点から地域を考えることを大切にしています。本プロジェクトでは、日野市程久保地区を中心に大学が所在する多摩丘陵北端地域の成り立ちや生活文化の調査に取り組んでいます。現在は地域の皆さまとの関係を大切に、聞き取り調査や史料調査などを進めています。