明星大学経済学部経済学科児島秀樹ゼミ・研究室

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■学生の皆さんへ

講義科目「経済史入門」は古代から現代までの世界史の中から、経済史的に重要であると思われる話題を扱っています。高校の世界史を学んでいる人は、その延長上で、知的な楽しみを得られるでしょう。

経済史入門1の教科書は、児島秀樹『経済史の種I』学文社(2017年)、です。1600年までの事例を扱っています。教科書で省略した参考文献をあげておきます。ただし、まだ不備が多くあります。

経済史入門2の教科書は、児島秀樹『経済史の種II』学文社(2017年)、です。1601年以降、第二次世界大戦頃までを扱っています。教科書で省略した参考文献をあげておきます。ただし、まだ不備が多くあります。

児島は今年度で定年退職を迎えますので、若干、無理を言って、半期の講義科目をもたせてもらいました。その科目のさわり部分を公開しておきます。近代社会の歯車です。ご笑覧あれ。

講義科目の「経済史入門」や「西洋経済史」の教科書を補足する形の論考を、今、少しずつ書いています。18世紀のイギリス経済史を中心に経済史を研究している者が見た、世界の法制史という内容になっています。(クリックしたら、明星大学図書館「学術機関リポジトリ」の紀要書誌情報とリンクのページに飛びます)

西洋経済史の講義で利用している教科書は次のもの。
児島秀樹『西洋経済史のツボ』学文社、2010年。
(この本の奥付の「著者略歴」が間違っている本がある。正しくは、「1953年愛媛県宇和島市生まれ。1987年中央大学大学院経済学研究科博士後期課程修了」。)

最近の多くの教科書は複数の研究者による専門分野の的確な解説を集めたものになっている。他方、児島の教科書は一人で書いているので、間違いも多いかもしれない。しかし、経済学部の大学生が学ぶべき、基本的な事柄を解説している。経済史入門の教科書は経済史の話題を自然、家族、生産組織、財政、金融、商業に関連したテーマ別に扱っている。西洋経済史の教科書は古代から19世紀までの話題を通史的に扱っている。高校の世界史の知識があれば無理なく読めるでしょう。

■児島秀樹

■リンク


 下記のリンクは過去の奴隷制ではなく、現在の奴隷状態からの解放を推進している、何らかの組織・個人へのリンクです。(2014年11月2日作成開始)
 現代社会に「奴隷制」は存在しないと思い込んでいる人が多そうなので、作成しました。
 売買された「奴隷」と異なり、奴隷的拘束を受ける人、あるいは、平和・安全に生きる権利を失っている人も含めると、きわめて多数にのぼるのは、容易に理解できるでしょう。

 現代的奴隷制の一例: 奴隷であるかどうかは、人身の売り買いができるかどうかで、たいてい判断します。しかし、売買を通さなくても、奴隷と同じような状況は作れます。
日本で家庭内暴力(DV)を日常的に受けている人たちは奴隷「扱い」を受けていると言えるでしょう。現代はまさにfake(ふり)の時代。奴隷主のように行動する親や配偶者は、家族・子供のためと称して、子供や配偶者に対する暴力や家事・育児のさぼりを正当化する。時にはDVを受けている被害者の顔をして、配偶者から金銭をせしめることを考える。その特徴は他者(配偶者や子供)の見下し、毛嫌い、コミュニケーション・対話の拒否、思い上がり、威圧、過度な被害者意識などである。彼らは自分だけが人間として生きる権利を持っていると思っている。離婚させないこと(民法770条の主旨:DVは婚姻状態の強制的継続で可能になる)、形式的平等の財産分与(養育費・婚姻費用算定表:サボった方が勝ち)や誤った離婚後単独親権(虚偽DV)で、司法は彼らを応援する。憲法第24条の精神に反した強欲には限りがないし、制度的に守られている。国家・社会・共同体・会社・家族・子供の利益のためだと言いながら、自分の利益を追い求める人たちがあとをたたない。


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